老中奉書

老中奉書の画像

全3画像

収蔵品番号 P1174
指定 重文
名称1 老中奉書
年月日 十月六日
差出・作成 土屋相模守政直(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 宗対馬守書状(朝鮮通信使大坂出発し京都参着)への返札
品質 現状続紙
法量 (1)20.3×54.7  (2)20.3×55.0
備考 端裏書(後筆)「正信四十八 ○九十」
通番 971
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 9番箱内 9-3番巻子内
封紙
包紙
書出文言 去月廿五日廿八日廿九日宿継之御状令披見候
書止文言 恐々謹言
翻刻 去月廿五日廿八日廿九日宿継之御状令披見候、 公方様益御機嫌能被成御座、恐悦旨尤候、
然者於大坂西本願寺朝鮮人御饗応之節、為 上使土岐伊予守罷出、 上意之趣申渡之、三
使重畳難有奉存、其方迄御礼申上之候、階下迎送座位等之儀、始而之事候処、被尽精力候
故、万端兼而相達候之通、規式無残所相済候旨珎重之事候、次岡部美濃守御賄方御代官、
諸事入念滞儀無之由承届候、将又先月廿六日信使大坂出船之処、夜ニ入風雨強、漸翌廿七
日之朝枚方着船、彼地旅宿江揚候儀、三使断ニ付無其儀、中官以下者宿ニ而御賄之御料理
被下之、押付出船、同日淀着岸、兼而廿七日上京之筈候得共、右之通及遅滞、廿八日三使
無異儀京着候、於本願寺枚方淀三ケ所御馳走之書付被差越之、相達候、紙面之趣及 高聞
候、次先月廿九日両通返書之通令承知候、且又三使階下迎送之儀、色々心を尽被諭候趣、
当地屋敷ニ被差置候家来、委細以書付申聞之承届候、恐々謹言、
          土屋相模守
   十月六日      政直(花押)
   宗対馬守殿
検索ヒント 徳川家宣 土岐頼殷 土屋政直 宗義方

400971