老中奉書

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収蔵品番号 P1203
指定 重文
名称1 老中奉書
年月日 (正徳二年)二月廿一日
差出・作成 土屋相模守政直(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 宗対馬守書状(朝鮮通信使動静、復路)への返札
品質 現状続紙
法量 (1)20.4×55.4  (2)20.4×54.9
備考 端裏書(後筆)「正信八十四共三通ノ口 ○百十九」
通番 1000
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 9番箱内 巻子番号9-5.深紅地唐子文緞子表紙.見返し記載「正徳元年信使之時従土屋/相模守様 義方様江之/御状御書付 五巻之内五」.黒塗切軸.萌黄平打紐.
封紙
包紙
書出文言 旧臘廿七日去朔日之御状令披見候
書止文言 恐々謹言
翻刻   猶以伊予守儀痛有之由ニ而、牛窓江不相越、依之三使江対面無之旨令承知候、且又従
  大坂川口播州室津迄、并牛窓着船より赤間関ニ至所々馳走之趣、別紙書付到来候、以
  上、
旧臘廿七日去朔日之御状令披見候、 公方様益御機嫌能可被成御座与、恐悦旨尤候、将又
信使旧臘廿三日大坂出船、申后刻兵庫江乗掛候処、順風ニ而三使船直ニ通船候故、被致行
船、夜ニ入風雨ニ而洋中被致難儀候得共無別条、翌廿四日辰上刻播州室津着、同廿七日同
所出船、申中刻備前牛窓着岸候、以上意之旨松平伊予守饗応、万端首尾能相済候、三使難
有奉存之段、御礼申上度由其方迄申達候旨得其意候、且又同廿八日牛窓出船候処、打続逆
風ニ而、漸去月廿日長州赤間関着船、去朔日辰中刻彼地出船、申中刻筑州藍嶋江着船、三
使弥無異之由令承知候、両通紙面之趣各申談、及言上候、恐々謹言、
          土屋相模守
   二月廿一日     政直(花押)
   宗対馬守殿
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