老中連署奉書

老中連署奉書の画像

全3画像

収蔵品番号 P2575
指定 重文
名称1 老中連署奉書
年月日 八月廿三日
差出・作成 稲葉美濃守正則(花押)・久世大和守広之(花押)・土屋但馬守数直(花押)・板倉内膳正重矩(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 宗対馬守書状(朝鮮漂着のオランダ人・対馬漂着の唐船)への返札
品質 現状続紙
法量 (1)20.0×56.4  (2)20.0×55.4
備考
通番 2372
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 14番箱内 14-4番巻子内
封紙
包紙
書出文言 御状令拝見候
書止文言 恐々謹言
翻刻 去三日両通之御状令拝見候、先年朝鮮漂着之阿蘭陀人内八人、去々年五嶋来着、残八人朝
鮮在之付而召寄、対州長崎江可送遣之旨、最前相達候、依之彼国江被申越候処、八人内一
人病死、七人去六月対府江差渡候、病死之段、無紛之由承届候、右之者共逆風故長崎遣候
儀延引、今月三日対府出帆之旨、得其意候、就是朝鮮之返簡両通到来、遂披見則返進候、
次唐船一艘対州陸近漂候付而、舟出之綱浦与申所江漕入、同十七日対府浦漂着候様子、被
相尋之処、従廣南長崎渡海仕舟之由申付而、警固相添之、是亦去三日出船、長崎致差遣候、
如例質人三輩乗別船松平甚三郎方江被送越候、船中人数荷物等、別紙之通令承知候、入念
候之段、達上聴候、恐々謹言、
          板倉内膳正
   八月廿三日     重矩(花押)
          土屋但馬守
             数直(花押)
          久世大和守
             廣之(花押)
          稲葉美濃守
             正則(花押)
   宗対馬守殿
検索ヒント 板倉重矩 土屋数直 久世広之 稲葉正則 宗義真

402372