老中書付

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収蔵品番号 P5545
指定 重文
名称1 老中書付
年月日 二月朔日
差出・作成 酒井雅楽頭
宛所 宗対馬守殿
概要 増員中の老中への礼曹からの書契・別幅について
品質 現状続紙
法量 (1)19.7×49.5  (2)19.7×51.3  (3)19.7×44.3
備考 端裏書(後筆)「ユシ二十二番」
通番 5342
紙数・丁数 3紙
員数 1通
階層情報、墨書等 22番箱内 22-9番巻子内
封紙
包紙
書出文言 先達而被申越候通…
書止文言 以上
翻刻 先達而被申越候通、今度来朝之信使、旧臘十六日彼国東莱府江下着、於彼所支度相調、上
船ニも可及之処、享保四亥年御三家御三人江三使より礼単有之、老中四人江従礼曹以書契
別幅有之候、此度ハ右衛門督殿刑部卿殿御増老中も六人ニ候故、相増候分ハ不致承引、亥
年之例を以、御三家江之礼単、老中四人江書契別幅、可相送旨申聞候、殊ニ但馬守儀ハ三
使発都以後御投入之儀、致承知候付、彼国之風俗ニ而発都以後之事ハ、猶又啓聞不相成旨、
強而申聞候、一列之内欠可申様無之儀故、彼国江被差遣置候使者より段々及論談候、併其
分ニ而難相済候ニ付、新ニ使者被申付、急ニ朝鮮国江差渡、急度論談仕候由、右之一件不
相済候而者、三使上船難成候間、当時上船被差留置候、就夫当地ニ被差置候家来よりも申
聞候品可有之旨、被申越候趣、令承知候、当地ニ被差置候家来よりも、右之趣ニ付、委細
書付を以申聞承届候、右衛門督殿刑部卿殿江三使より礼単之儀、并老中五人分礼曹より書
契別幅之儀者、三使発都以前被相達置候事ニ候間、弥礼単書契有之候様ニ、可被取斗候、
但馬守儀者三使発都以後承知ニ付、難差越段、強而申募候ハゝ、可被任其意候、以上、
   二月朔日   酒井雅楽頭
   宗対馬守殿
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