老中連署奉書

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収蔵品番号 P396
指定 重文
名称1 老中連署奉書
年月日 九月七日
差出・作成 松平伊豆守信綱(花押)・阿部豊後守忠秋(花押)・阿部対馬守重次(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 唐船にキリシタン宗門の唐人長崎において摘発される.異国船着岸の節は早々に船中の人数を改め、陸地に揚げ、宰領を随行させて長崎に遣わすようにとの最前度々の仰せ、此度初めて唐人のキリシタン乗り来る、領内油断なきように番など申し付けるようにとの上意
品質 現状切紙
法量 19.3×55.9
備考 本紙袖(右端)に「正保元年」と朱書あり、裏に貼紙(記載あり)あり
通番 193
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-7番巻子内
封紙
包紙
書出文言 今度唐船ニきりしたん宗門之唐人
書止文言 恐々謹言
翻刻 正保元年

今度唐船ニきりしたん宗門之唐人乗流、於長崎改出之注進候、異国船令着岸者、早船中之
人数改之、不揚陸地而差添宰領長崎江可遣之由、最前度々被仰出候、此度始而唐人のきり
したん乗来候間、弥領内無油断番等可申付之旨上意候、可被存其趣候、恐々謹言、
          阿部対馬守
   九月七日      重次(花押)
          阿部豊後守
             忠秋(花押)
          松平伊豆守
             信綱(花押)
   宗対馬守殿
検索ヒント 阿部重次 阿部忠秋 松平信綱 宗義成

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