老中連署奉書

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収蔵品番号 P397
指定 重文
名称1 老中連署奉書
年月日 八月十一日
差出・作成 松平伊豆守信綱(花押)・阿部豊後守忠秋(花押)・阿部対馬守重次(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 大明りやんほう<朝鮮国近辺>に伴天連渡るとの沙汰あり、朝鮮へ宗義成より書状で問い合わせ、返翰到来、この写受領し披見、去年石見国へ漂着の朝鮮人朝鮮へ送還により朝鮮より返翰到来、この返翰の趣承知、当夏異国船対馬海上に出没、南蛮船ではなく唐船であると判断し、長崎奉行馬場三郎左衛門方へ宰領を添えて送ったとの旨承知、これらいずれも上聞に達す
品質 現状続紙
法量 (1)19.5×56.3  (2)19.4×56.2
備考 本紙袖(右端)に「正保元年」と朱書あり、裏に貼紙(記載あり)あり
通番 194
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-7番巻子内
封紙
包紙
書出文言 去六月廿六日三通之御状令披見候
書止文言 恐々謹言
翻刻 正保元年 去六月廿六日三通之御状令披見候、 一、最前相達候大明之内、りやんほうと申所朝鮮国江近候之間、伴天連可相渡沙汰有之段   朝鮮へ被申越之処、則返翰到来付而写之給得其意候事、 一、去年石見国へ流着候朝鮮人彼国へ送被遣之処、忝被存之通是亦返翰之趣承届候事、 一、当夏異国船其国海上ニ相見ニ付被改之処、南蛮船ニ而無之唐船無紛之故、則於長崎馬   場三郎左衛門方へ宰領添之被差越候由承候、何も示給之趣具達 上聞候処、入念候段   御機嫌被思召候、猶期後音之時候、恐々謹言、           阿部対馬守    八月十一日     重次(花押)           阿部豊後守              忠秋(花押)           松平伊豆守              信綱(花押)    宗対馬守殿
検索ヒント 馬場利重 阿部重次 阿部忠秋 松平信綱 宗義成

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