大坂定番・大坂町奉行連署状

大坂定番・大坂町奉行連署状の画像

全6画像

収蔵品番号 P417
指定 重文
名称1 大坂定番・大坂町奉行連署状
年月日 三月廿四日
差出・作成 稲垣摂津守重綱(印)・曽我丹波守古祐(花押)
宛所 宗対馬守様、御報
概要 去十日江戸への状箱・日光御用物の由にて油紙包の箱同二十日に着、翌二十一日早々次飛脚にて松平信綱迄差し下す、去十六日松平信綱への状箱・油紙包の箱昨二十三日着、よって今朝宿次に江戸へ差し下す、上方変わることなし、町奉行久貝因幡守代松平孫太任ぜられ明朝参着するとの由、重ねての書状には孫太も記すようにとの指示
品質 現状続紙
法量 (1)18.9×52.0  (2)18.9×52.2
備考 本紙袖(右端)に「慶安元年」と朱書あり
通番 214
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-7番巻子内
封紙
包紙
書出文言 去十日同十六日
書止文言 恐惶謹言
翻刻 慶安元年

  猶以両度之送状、則松平伊豆殿迄進上申候、已上、
去十日同十六日之貴札相届致拝見候、先以両上様弥御機嫌能被成御座候由切々申来、目出
度儀何方茂御同前御座候、
一、去十日江戸へ之御状箱、并日光御用物之由ニ而油紙包之箱壱、同廿日ニ着船、翌廿一
  日早々次飛脚ニ而、松平伊豆守殿迄差下申候事、
一、去十六日松平伊豆殿へ之御状箱、并油紙包之箱壱、昨廿三日酉刻参着、則今朝宿次ニ
  江戸へ差下申候、何茂無事ニ致上着候間、御心安可被思食候事、
一、上方相替儀も無御座候、当地町奉行久貝因州代松平孫太被仰付、明朝可被致到着之由
  申来候間、重而之御状ニハ孫太も遊シ可被成御越候、恐惶謹言、
          曽我丹波守
   三月廿四日     古祐(花押)
          稲垣摂津守
             重綱(印)
   宗対馬守様
       御報
検索ヒント 徳川家光 徳川家綱 松平信綱 久貝正俊 曽我古祐 稲垣重綱 宗義成

400214