酒井忠勝書状

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収蔵品番号 P469
指定 重文
名称1 酒井忠勝書状
年月日 七月六日
差出・作成 酒井讃岐守忠勝(花押)
宛所 宗対馬守様、貴報
概要 宗義成書状(朝鮮通信使帰国につき宗家家臣随行し五月二日対馬に帰国、宗義成・義真に礼曹書簡老中へ呈上、訳官両人日和次第渡海予定)への返札、酒井忠勝隠居仰付られ、本屋敷酒井修理大夫に渡し、忠勝自身は下屋敷に
品質 現状続紙
法量 (1)18.2×52.0  (2)18.2×51.0
備考 本紙袖(右端)に「明暦二年」と朱書あり
通番 266
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-9番巻子内
封紙
包紙
書出文言 御状致拝見候
書止文言 恐惶謹言
翻刻 明暦二年

御状致拝見候、如仰 公方様弥御機嫌能被成御座候間、可御心易候、仍而朝鮮之信使当春
彼国江帰帆之節、家頼衆被送遣候処、五月二日対馬府中江罷帰候、彼地別条無之候由承届
候、貴殿并播州へ礼曹ヨリ之返簡、今度老中迄被指上候由得其意存候、随而御同名播州へ為
使者差渡候、訳官両人も日和次第渡海可有之由承届候、度々如申入私事隠居被仰付、本屋
舗同名修理大夫相渡、今般下屋舗ニ罷在事候間、重而者如此之御状国可被成御延引候、猶
期後音之節候、恐惶謹言、
          酒井讃岐守
   七月六日      忠勝(花押)
   宗対馬守様
       貴報
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