大老酒井忠勝書状

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収蔵品番号 P538
指定 重文
名称1 大老酒井忠勝書状
年月日 閏正月廿四日
差出・作成 酒井讃岐守忠勝(花押)
宛所 宗対馬守様、御報
概要 宗義成書状(将軍・大納言日光御成目出度、大納言初参詣・大納言任官に際しての朝鮮通信使派遣の必要につき老中へ問合せ)への返札、本件上聞に達す、大納言日光初参詣ではあるが、此度の通信使派遣は必要なしとの上意、詳細は老中より知らせる
品質 現状続紙
法量 (1)17.4×49.5  (2)17.4×47.5
備考 本紙袖(右端)に「慶安元年」と朱書あり、裏に「二十四」とあり
通番 335
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-11番巻子内
封紙
包紙
書出文言 御状令拝見候
書止文言 恐惶謹言
翻刻 慶安元年

  以上
御状令拝見候、仍而当四月両御所様日光へ被為成候儀、目出度被存候由尤候、就中大納言
様初而之御参詣、其上被為成大納言ニ候御祝義、旁以朝鮮国ヨリ信使をも指渡シ、御礼申上
候而ハ如何可在之候哉と、老中迄被申入候由令得其意候、被入念候段各申談、達上聞候処、
尤大納言様始而日光へ御参宮之事候へ共、先此度者無用ニ仕可然之旨御意候、可被得其意
候、委細者老中ヨリ可被申入候間、不能一二候、恐惶謹言、
          酒井讃岐守
   閏正月廿四日    忠勝(花押)
   宗対馬守様
       御報
検索ヒント 徳川家光 徳川家綱 日光東照宮 酒井忠勝 宗義成

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