老中連署奉書

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収蔵品番号 P8608
指定 重文
名称1 老中連署奉書
年月日 正月十三日
差出・作成 松平右近将監武元(花押)・松平右京大夫輝高(花押)・松平周防守康福(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 宗対馬守書状(破損の副使船は代替船を用い、藍嶋出発)への返札
品質 現状続紙
法量 (1)20.1×54.7  (2)19.9×55.8
備考
通番 8405
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 29番箱内 巻子番号29-3.縹地瑞雲宝尽文緞子表紙.見返し記載「宝暦十四甲申年 弐巻之内/就信使従御老中/義暢様江之御奉書三」.
封紙
包紙
書出文言 御状令披見候
書止文言 恐々謹言
翻刻 御状令披見候、先達而以継船被申越候通、信使旧臘三日夜筑前藍嶋差船之刻、副使騎船大
波戸之礒辺江乗揚水船相成候付御馳走方より人夫漕船等差出、漸同五日漕卸候付段々潮為
引候得共、船底大破損候与相聞潮難引干候故、是迄之ト船を騎船可相用旨三使申聞候付、
其通取計ト船之代ニ者相応之船一艘用意被相附候、右損船之儀者解船ニ致朝鮮江被差返筈
候、且又従事騎船柁若羽之儀者御馳走方より修補差加出来候、依之順風次第藍嶋出帆之筈
候由紙面之趣及 上聞候、恐々謹言、
          松平周防守
   正月十三日     康福(花押)
          松平右京大夫
             輝高(花押)
          松平右近将監
             武元(花押)
   宗対馬守殿
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