老中奉書

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収蔵品番号 P8610
指定 重文
名称1 老中奉書
年月日 正月十三日
差出・作成 松平周防守康福(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 宗対馬守書状(破損の副使船は代替船を用い、藍嶋出発)への返札
品質 現状切紙
法量 20.1×55.3
備考
通番 8407
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 29番箱内 29-3番巻子内
封紙
包紙
書出文言 御状令披見候
書止文言 恐々謹言
翻刻 御状令披見候、先達而以継船被申越候通、信使旧臘三日夜筑前藍嶋差船之刻、副使騎船大
波戸之礒辺江乗揚水船相成候付御馳走方より人夫漕船等差出、漸同五日漕卸候付段々潮為
引候得共、船底大破損候与相聞潮難引干候故、是迄之ト船を騎船可相用旨三使申聞候付、
其通取計ト船之代ニ者相応之船壱艘用意被相附候、尤右損船之儀者解船ニ致朝鮮江被差返
筈ニ候、且又従事騎船柁若羽之儀者御馳走方より修補差加出来候、依之順風次第藍嶋出帆
之筈候旨紙面之趣及言上候、恐々謹言、
          松平周防守
   正月十三日     康福(花押)
   宗対馬守殿
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