老中奉書

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収蔵品番号 P8753
指定 重文
名称1 老中奉書
年月日 (宝暦十四年(明和元年))三月廿一日
差出・作成 松平右近将監武元(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 宗対馬守書状(朝鮮通信使、去十四日小田原出立、富士川増水により三島滞留)への返札
品質 現状切紙
法量 20.0×56.0
備考
通番 8550
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 29番箱内 29-7番巻子内
封紙
包紙
書出文言 御状令披見候
書止文言 恐々謹言
翻刻 御状令披見候、 公方様若君様益御機嫌能可被成御座与恐悦旨尤候、将又信使去十四日相
州小田原出立、箱根山無別儀通行豆州三嶋駅到着止宿候、然処去十日夜より大雨出水ニ而、
冨士川船橋押流、其以来雨降続候故、次第川水相増船橋御普請難成、同十五日冨士川通行
不相成由、御代官小林孫四郎より相達候、勿論水引落次第船橋御普請差急出来可有之旨ニ
候、依之御普請出来迄者右三嶋駅滞留之筈ニ候由得其意候、両通紙面之趣各一覧之事候、
恐々謹言、
          松平右近将監
   三月廿一日     武元(花押)
   宗対馬守殿
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