老中奉書

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収蔵品番号 P9145
指定 重文
名称1 老中奉書
年月日 (明和五年)十月九日
差出・作成 阿部伊予守正右(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 宗対馬守書状(痰咳・眩暈につき朝鮮通信使同道参府延引の延長願)への返札
品質 現状切紙
法量 19.9×55.5
備考
通番 8942
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 30番箱内 30-3番巻子内
封紙
包紙
書出文言 御状令披見候
書止文言 恐々謹言
翻刻 御状令披見候、 公方様大納言様益御機嫌能可被成御座与恐悦旨尤候、然者其方儀痰咳差
発逆上眩暈強、大洋之渡海可致体無之、参勤延引之儀先達而追々被申越候、色々療養有之
候得共、今以遥々之通船難成参勤段々延引候、少茂快方候者早速出船可被有之候得共、猶
又被申越候趣得其意候、依之被差越使者候、紙面之通各一覧之事候、恐々謹言、
          阿部伊予守
   十月九日      正右(花押)
   宗対馬守殿
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