老中奉書

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収蔵品番号 P9345
指定 重文
名称1 老中奉書
年月日 正月廿五日
差出・作成 松平右近将監武元(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 宗対馬守書状(去十一月六日暁唐船1艘対州尾崎浦へ漂着、旧臘二日朝唐船行方不明、質唐人二人は使者を副え長崎奉行所へ送る、唐船主口上書写到来)への返札
品質 現状切紙
法量 20.3×56.2
備考
通番 9142
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 30番箱内 30-7番巻子内
封紙
包紙
書出文言 御状令披見候
書止文言 恐々謹言
翻刻 御状令披見候、去十一月六日暁対州尾崎浦江唐船一艘漂着付、家来之者被差出様子相尋候
処、長崎江渡海之船付府中浦江漕廻候上使者差添如長崎差送候、先規付質唐人二人別船ニ
乗警固相附琴浦与申所江繋船居候処、旧臘二日朝唐船押而致出帆、西風強被吹放及夜分何
方江乗通候哉行先不相知候、依之右質唐人今度使者相副長崎奉行所江被送越候、唐船主口
上書写被差越到来候、委細之儀者以別紙被申越得其意候、紙面之趣各一覧之事候、恐々謹
言、
          松平右近将監
   正月廿五日     武元(花押)
   宗対馬守殿
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