老中連署奉書

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収蔵品番号 P899
指定 重文
名称1 老中連署奉書
年月日 七月六日
差出・作成 松平伊豆守信綱(花押)・阿部豊後守忠秋(花押)・阿部対馬守重次(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 宗義成書状(朝鮮通信使動静、今朝は雨天、昼時分より晴れたが、参府夜中になるので在留)への返札、甚雨により六郷川の水溢れ出ているとの注進あり、伊奈半十郎に相談され、明日天気よく水も引き通行しやすくなったならば出発するように、明日出発か在留かを知らせるように
品質 現状続紙
法量 (1)19.5×54.7  (2)19.5×53.9
備考 破損状況:巻子取扱い注意
通番 696
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 5番箱内 5-1番巻子内
封紙
包紙
書出文言 両度之御状令披見候
書止文言 恐々謹言
翻刻   猶以明日者天気も能其上六郷河之水も引、信使相立候歟、又ハ滞義有之而在留候歟、
  具注進尤候、以上、
両度之御状令披見候、今朝者雨天従昼時分雖属晴候、参府可及夜中之間、其元在留之由示
給之趣達上聞候、一段尤之事候、然者打続甚雨故、六郷之河水出之由注進候、伊奈半十郎
被相談、明日天気能其上水も少々引、往行可為自由候ハヽ、信使相立候様ニ尤候、為其如
此候、恐々謹言、
          阿部対馬守
   七月六日      重次(花押)
          阿部豊後守
             忠秋(花押)
          松平伊豆守
             信綱(花押)
   宗対馬守殿
検索ヒント 伊奈忠治 阿部重次 阿部忠秋 松平信綱 宗義成

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