淀城代永井尚政書状

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収蔵品番号 P936
指定 重文
名称1 淀城代永井尚政書状
年月日 六月三日
差出・作成 永井信濃守尚政(花押)
宛所 宗対馬守様、人々御中
概要 今明日中に大坂着船予定承知、宗義成に路次人馬の件について伺い、永井尚政より触れるようにとの江戸の指示あり、写をお目にかける、朝鮮人入用人足馬何程、宗義成入用の人足馬何程、泊・昼休みに関する書付江戸より到来したので写をお見せする、淀より京都への人馬のおおよそを知らせられたし
品質 現状続紙
法量 (1)17.5×52.0  (2)17.8×52.2
備考
通番 733
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 5番箱内 5-4番巻子内
封紙
包紙
書出文言 一書令啓上候
書止文言 恐惶謹言
翻刻   以上
一書令啓上候、今明日中ニ大坂へ御着船之様ニ承候、
一、江戸御老中ヨリ申来候者、路次中人馬之儀、貴様へ承我等方ヨリ先達而相触候様ニと申来
  候間、写懸御目申候、
一、朝鮮人ニ入候人足馬何程、
一、貴様御用之人足馬、何程入可申与之書付可被下候、路次中へ先様可申遣候、細々ハ成
  申間敷候間、大積りを此者早々可被仰聞候、方々ヨリ寄申候人馬ニ而候間、扨申入候、
一、人馬寄候ために御座候間、京大坂御逗留可被仰下候、就其勘泊之人足よせ候目積りい
  たし、従是相触可申候、
一、泊々昼休之書付江戸より参候間、為御意得写進申候、
一、淀より京都へ之人馬、はやく入可申候間、大積り猶以早々承度存候、此者可被仰下候、
  尚期後音之時候、恐惶謹言、
          永井信濃守
   六月三日      尚政(花押)
   宗対馬守様
       人々御中
検索ヒント 永井尚政 宗義成

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