松平[大河内]正信書状

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収蔵品番号 P970
指定 重文
名称1 松平[大河内]正信書状
年月日 三月十日
差出・作成 松備前守
宛所 宗対馬守様
概要 大河内正信嶋原へ使者命ぜられる、結構なる御使仕合せ、方々よりの使者飛脚来ないように老中へ断る、使者飛脚下さらないように、大坂より馳走を受ける、嶋原へは少しも構わないように、九州へ行き、嶋原城を首尾よく請取った上で連絡を入れる、宗義眞妻・女(むすめ)機嫌あまりよくなく煩う
品質 折紙
法量 31.3×46.1
備考
通番 767
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 6番箱内 6-2番巻子内
封紙
包紙
書出文言 公方様御機嫌よく被成御座
書止文言 恐惶謹言
翻刻   尚々かならす御状も被下ましく候、以上、
公方様御機嫌よく被成御座、恐悦御同前ニ候、将又私事嶋原へ御使被 仰付、外事と申結
構成御使難有仕合申候ふ、可申上様も無御座候、近日発足可仕候、諸事御用如何と、此段
気遣存事候、方々より使者飛脚参不申様ニ御老中へ御断申上候間、貴様よりかならす/\
私ためをおほしめし候て、御使者飛脚も被下ましく候、大坂ニ而ハ御蔵やしきへ可罷越と、
権右衛門ニ申達候、大坂にては御馳走うけ可申候、嶋原へハ少も御かまひ被成ましく候、
おもひよらす九州へ罷越候、嶋原之城首尾よく請取御左右可申達候、かならす/\嶋原へ
ハ御かまひ被成ましく候、先可申ヲ貴様御無事ニ御着岸候哉、此方何茂無事ニ御座候、私
ハ一生ニ無之大慶、おくかたむすめなとはきけんあまりよく無之わすらひ申候、恐惶謹言、
      三月十日   松備前守
   宗対馬守様御報
検索ヒント 徳川家綱 松平正信 宗義真

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