松平[大河内]正信書状

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収蔵品番号 P972
指定 重文
名称1 松平[大河内]正信書状
年月日 四月十日
差出・作成 松平備前守(花押)
宛所 宗対州様、貴報
概要 日野殿へ縁組の件、稲葉正則へ大右京殿申合わせ、相談するであろう、二丸において雅楽頭殿今明之内御茶差し上げる由、将軍折々表へ出御、しかし気色すぐれず
品質 折紙
法量 31.2×45.5
備考
通番 769
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 6番箱内 6-2番巻子内
封紙
包紙
書出文言 先月廿八日之貴札
書止文言 恐惶謹言
翻刻 先月廿八日之貴札即日致拝見候、 公方様益御機嫌能 被成御座、奉恐悦候、将又貴様弥
御無為、去二日御乗船被成筈之由珍重存候、無異儀御渡海被成候哉承度存候、然者日野殿
へ御縁組之義、伝奏衆京着、大納言殿ヨリ戸越前殿へ御申入候之様ニ御頼被成候由、一段之
義候、就夫大右京殿ヲ以被仰入候之様ニ、今般被仰遣之旨承届候、頃日も右京殿と申談置
候、稲葉美濃守殿へ大右京殿申合御物語可申候、此方御屋敷私方ニも何茂無事ニ罷在候、
一、於二之丸雅楽頭殿今明之内御茶被上之由ニ候、
公方様折々御表へ出御被成候へとも、いまた御気色ハ御すくれ不被成候様ニ被拝見之候、
猶期後音之時候、恐惶謹言、
          松平備前守
   四月十日      (花押)
   宗対州様
       貴報
検索ヒント 徳川家綱 飛鳥井雅章 稲葉正則 酒井忠清 宗義真

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