稲葉正則書状

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収蔵品番号 P974
指定 重文
名称1 稲葉正則書状
年月日 二月朔日
差出・作成 稲葉美濃守正則(花押)
宛所 宗対馬守様、貴報
概要 朝鮮の屋敷普請命ぜられるにより、当年参勤御免の奉書頂戴忝しとのこと承知、御礼として人参献上、披露の趣については土屋但馬守から申し入れる、残りの人参二斤送られたことの礼、十月に送った書状三通御披見とのこと承知
品質 折紙
法量 31.3×45.6
備考
通番 771
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 6番箱内 巻子番号6-3.萌黄地牡丹唐草文緞子表紙.見返し記載「義真様江稲葉美濃守様より来御自筆之御状」.象牙印可軸.紫平打紐.巻子紐に紙片(「此蔵」)一枚、糸で結んだ紙片(「七巻之内」・「チ」)一枚あり
封紙
包紙
書出文言 十一月廿三日之御使札致拝見候
書止文言 恐惶謹言
翻刻   尚以御堅固之由珍重存候、私儀も無事ニおつとめ申候、爰元相応之御用候はゝ、無御
  遠慮可被仰聞候、以上、
十一月廿三日之御使札致拝見候、先以 公方様弥御機嫌能、年頭之諸御礼も如御嘉例相済
候間、可御心安候、其表別条無御座、貴様御無事由珍重存候、然者朝鮮之屋敷普請就被仰
付、右之段達上聞候処ニ、当年之御参勤御免旨奉書御頂戴、忝被思召旨尤之御事ニ候、依
之人参御進上候、披露之趣土屋但馬殿ヨリ被申入候、御残之人参二斤被拝御意忝受納仕候、
爰元別条無御座候、可御心安候、次ニ十月進之書状三通共ニ御披見之由得其意存候、何も
御返答ニ候間、申残候極月進之書状も、最早御一覧可成と存候、尚々使者可為演舌候、恐
惶謹言、
          稲葉美濃守
   二月朔日      正則(花押)
   宗対馬守様
       貴報
検索ヒント 徳川家綱 稲葉正則 宗義真

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