稲葉正則書状

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収蔵品番号 P986
指定 重文
名称1 稲葉正則書状
年月日 九月廿三日
差出・作成 稲葉美濃守正則(花押)
宛所 宗対馬守様、人々御報
概要 鞭鞍紫水晶・焼物の件
品質 折紙
法量 31.3×45.7
備考
通番 783
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 6番箱内 6-3番巻子内
封紙
包紙
書出文言 七月廿七日之貴札
書止文言 恐惶謹言
翻刻   尚々爰元御静謐ニ候間、御心安可被思召候、永井市正殿爾今筋気然と無之、併気遣成
  然ニ者御さなく候、可御心安候、尚期後音之時候、以上、
七月廿七日之貴札昨廿三日令拝見候、先以 公方様弥御機嫌よく御座被成候、可御心安候、
朝鮮筋相定風聞無御座、貴様御無事ニ御座候由、珍重之御事ニ候、将又乍御請韃鞍紫水晶
之御礼申進之候処ニ、聞召被届之由得其意存候、爰元七月ヨリ打つゝき雨ふり申候所ニ、五
七日以前より天気上り申候、将又二番竈焼物参り候ハヽ、早々可被下候由忝次第ニ候、当
年も何も出来よく、くす無御座忝御事ニ候、次ニ拙者儀も無事ニ相つとめ申候、尚期後音
之時候、恐惶謹言、
          稲葉美濃守
   九月廿三日     正則(花押)
   宗対馬守様
       人々御報
検索ヒント 永井直時 徳川家綱 稲葉正則 宗義真

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