老中連署奉書

老中連署奉書の画像

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収蔵品番号 P215
指定 重文
名称1 老中連署奉書
年月日 二月十五日
差出・作成 土井大炊頭利勝（花押）・酒井讃岐守忠勝（花押）・松平伊豆守信綱（花押）・阿部豊後守忠秋（花押）
宛所 宗対馬守殿
概要 将軍御膳も御快召上る、朝鮮通信使動静、一番目の官使の船損傷するが問題なし、備後鞆津着船、日和悪しき時は何方にても逗留せよ・官使恙無く送り届けるようにとの上意
品質 現状続紙
法量 (1)19.0×54.3　　(2)19.0×54.9
備考
通番 12
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 1番箱内　1-1番巻子内
封紙
包紙
書出文言 去二日之御状令拝見候
書止文言 恐々謹言
翻刻 　　猶々道中所々馳走、以下無残所之由得其意存候、已上、
去二日之御状令拝見候、公方様弥御機嫌能、御膳も御快被召上候間可御心安候、然者牛窓
出船之処、少々風烈候而一番目之官使之船損候へ共、無差義至備後鞆津着船之由、被入念
示給候、右之趣達　上聞候処、日和悪時分者何方ニ而も逗留有之而、官使無恙送届候様ニ
可申遣旨被　仰出候、可被得其意候、恐々謹言、
　　　　　　　　　　阿部豊後守
　　二月十五日　　　　　　忠秋（花押）
　　　　　　　　　　松平伊豆守
　　　　　　　　　　　　　信綱（花押）
　　　　　　　　　　酒井讃岐守
　　　　　　　　　　　　　忠勝（花押）
　　　　　　　　　　土井大炊頭
　　　　　　　　　　　　　利勝（花押）
　　　宗対馬守殿
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