徳川家茂御請写

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収蔵品番号 P13282
指定 重文
名称1 徳川家茂御請写
年月日 四月
差出・作成 家茂
宛所 (なし)
概要 横浜鎖港、海岸防御、長州所置等についての御請
品質 続紙
法量 (1)19.4×50.7  (2)19.4×52.2  (3)19.4×52.4  (4)19.4×51.2
備考
通番 13079
紙数・丁数 4紙
員数 1通
階層情報、墨書等 44番箱内
封紙
包紙
書出文言 横濱之儀者
書止文言 此段御請奉申上候
翻刻 横濱之儀者、是非共鎖港之成功可有 奏上候事、
 但先達而被 仰出候通、無謀之攘夷者勿論致間敷事、
一、海岸防禦之儀者、急務第一ニ相心得、実備可致候事、
一、長州所置之儀者、藤原実美以下脱走之面々并宰相之暴臣ニ至迄一切 朝廷より御差図
  者不被遊候間、御委任之廉を以十分見込之通所置可致候事、
   但先達而被 仰出候奉 御旨意、所置可致事、
一、方今必用之諸品高値ニ付、万民難渋不忍次第早々致勘弁、人心折合之処置可致候事、
前文之条々謹而奉畏候、横濱之儀者不及申、海防筋におゐても格別肺肝を砕キ、 叡慮遵
奉之微忠可相尽奉存候、長州之儀者、尚亦別段 御沙汰之御次第も被為在候ニ付、寛大を
旨とし、至当之処置可仕候、此段御請奉申上候、
   四月     家茂
 御請
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