書付(修聘使返翰滞りの件)

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収蔵品番号 P13762
指定 重文
名称1 書付(修聘使返翰滞りの件)
年月日 五月廿八日
差出・作成 (なし)
宛所 (なし)
概要 修聘使返翰滞りの件
品質 続紙
法量 (1)19.5×52.3  (2)19.5×52.9  (3)19.5×51.7  (4)19.5×44.4
備考
通番 13559
紙数・丁数 4紙
員数 1点
階層情報、墨書等 134番箱内
封紙
包紙 包紙1枚.包紙法量:28.4×41.0.包紙記載「被 仰出」
書出文言 求馬儀此節修聘使…
書止文言 願書返し候
翻刻 求馬儀此節修聘使返翰相滞り候ニ付、前後不勘弁之申立を以断願差出見届候、同列中評議
も無抜目致候、抑来聘御用追々 公義ヨリも蒙御重命候儀、東府ニ於て繁右衛門権家へ掛合
方偏ニ万端、抜目も無之者ニ而安心候、夫ニ応し永世之先形ニも相成り候儀、御手宛も蒙
り拝領等もいたし首尾合無残所、只今ニ而者朝鮮之方而已ニ相成、此件ニハ公義御役人も
下り居、此場皆々致出精候と存、是迄致安心居候、扨朝鮮之返翰此上遅々いたし候は、使
者ニ差渡置候修聘使一命を捨候とも相尽し、段々年期不相済と申ニ至候ハヽ、則江戸表ニ
於て繁右衛門ヨリ脇坂中務へ申出置候国本家老与相議し居候書面ニ而、朝鮮掛合可相詰儀、
公義御役人も下り居、奉之儀不晴之計無手落可致残ニ候、返翰下来相滞候ハヽ、弥集謹を
尽し、於身命可致出精儀ニ存候、重職を受持居、返翰相滞り位ニ而職分断願出候段不頼母
敷候、右様之願取次差出候も不行届と存候、先般牧野備前ヨリ相達し候と茂、用掛之進退者
不容易段申聞御達ニ相成居候、其段も皆中心得之前ニ候、皆中心得一和ニ共無之候而ハ、
家中弥一和之示し方案し候得と了簡いたし、此上出精可致儀ニ候願書返し候、
   五月廿八日
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