(藩主)書付

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収蔵品番号 P13795
指定 重文
名称1 (藩主)書付
年月日 八月
差出・作成 (なし)
宛所 (なし)
概要 聘礼の大礼を控え勝手向差支につき質素穏順の精勤命
品質 続紙
法量 (1)19.5×51.1  (2)19.5×52.7  (3)19.5×52.6  (4)19.5×47.7
備考
通番 13592
紙数・丁数 4紙
員数 1点
階層情報、墨書等 134番箱内
封紙
包紙
書出文言 今度来聘時節を始…
書止文言 忠誠を尽候様懇ニ可相達候
翻刻 今度来聘時節を始於自国御行礼之儀蒙仰、御役儀ニ取大慶且者重大之事候、別而自国聘礼
之儀者文化度先規茂有之儀なから、数拾ケ年相隔、時体転変之儀多、必定諸向手入可有之、
御用辺之大切者素、第一令苦念候者、即今勝手方必至行支、国中次第疲弊ニ趣、於 公辺
者頻ニ簡易省弊之御旨御主張被為在候得者、文化度与者公私之時勢格別之違有之、御手当
金等多分御減縮之御沙汰ニ茂可相成哉、然時者斯ル 御大礼を引請、前後失途之仕合ニ付、
只今より其覚悟不罷在して難叶、彼是憂苦無限事候、依之先以国体立行方厳重取計、 公
義御役々下り込見分有之候共、聊不都束之儀無之、御用筋無滞諸手配順便全備ニ至候様、
家老中初諸役々末々ニ至一致令粉骨、家中之面々ニ者質素穏順を主とし、競而可令精勤候、
然上者我等御役務茂行届、一廉之御奉公共相成、他邦江之美目、奉対 御先祖本懐不過之
事候条、皆中忠誠を尽候様懇ニ可相達候、
   八月
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