宗義和書状
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収蔵品番号 | P14297 |
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指定 | |
名称1 | 宗義和書状 |
年月日 | 六月十一日 |
差出・作成 | 父 |
宛所 | 宝姫との、ぶし |
概要 | 京着の兄の世話を依頼 |
品質 | 続紙 |
法量 | (1)17.4×51.0 (2)17.4×50.8 (3)17.4×50.8 (4)17.4×50.8 (5)17.4×29.0 |
備考 | 料紙藍染め雲母引あり |
通番 | |
紙数・丁数 | 5紙 |
員数 | 1通 |
階層情報、墨書等 | 134番箱内 |
封紙 | |
包紙 | |
書出文言 | 廿五日横濱ちやく |
書止文言 | めて度かしく |
翻刻 | 廿五日横濱ちやくの段、村鑛八郎便長崎より相達、めて度京ちやくの段、誠に/\安心此 事ニ候、繁右衛門附々ニ至り、おゐ/\労勤、しかし重荷をおろし候やう可有之、安堵嬉 事と相察候、横浜へは前日より左七郎直三郎出向ひ居候由、嘸かし嬉く心つよくそんしら るへく候、広式よりも藤井品々持出、東京風仕出にて姿も替候処、一目見たく候得とも是 もまゝにならぬ事ニ候、久振兄対面にていか斗嬉く爰元の物語り可被致、広式にも初而の たい面ふり合とふいかゝと懸念いたし候、慈芳院様ニも御対面被申上へくそんし候、萬姫 にも久々の対面にて、双方いか斗の満悦とそんし候、此上速ニ吉左右のミ相待居候、何事 も兄の世話を相頼候やふ心得可被申事、広式ニハ猶又当時の振り替を請候様いたさるへく 候、 貴殿さぬきゆふがへ被参候由、直筆を以求めの品々送りくれられ子供へも追々取揃、 誠に/\大悦に候、美しき品々よけいに送り被呉珍ら敷相覚へ候、日々異人馴合当時開化 面白き事斗にて、外に見物事も可有之長き日も短きやふに有之へく、浦山しくそんし候、 爰元は段々さひしく相なり、貴なとハ御姉さまはいつ御帰り被遊候や御姉さま/\と時々 声をあげ候、不届のことハ何なりとも遠慮なく申越さるへく候、此せつ玉城東行ニ付、何 そ送り度そんし候得とも、時分あしくほんの験迄松の葉相送り候、此うへ速に吉左右待居 候、何事も追々可申越候、あら/\めて度かしく、 六月十一日 父 宝姫どの ぶし 尚々繁右衛門瀧尾松にも苦労なから此上気を付、力を添呉候様相頼候ニ付、宜相伝へ 可申候、同人共へ寸志相送り置候、松にも爰もとより東京風ゆへ嘸かし東京ニ東京を かさね風流の仕出し宜き姿に相成り可申、しかしせいハいよ/\高く相成可申と存候、 かしく、 |
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