宗義和書状
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収蔵品番号 | P14310 |
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指定 | |
名称1 | 宗義和書状 |
年月日 | 四月四日 |
差出・作成 | 父 |
宛所 | 宝姫との、ふし |
概要 | 出帆、京着時の様子について報告 |
品質 | 続紙 |
法量 | (1)17.3×34.7 (2)17.3×51.0 (3)17.3×51.0 (4)17.3×10.0 |
備考 | 料紙藍染雲母引あり |
通番 | |
紙数・丁数 | 4紙 |
員数 | 1通 |
階層情報、墨書等 | 134番箱内 |
封紙 | |
包紙 | |
書出文言 | 去廿八日 |
書止文言 | めて度かしく |
翻刻 | 去廿八日には機嫌よく乗組にて千鶴万亀めて度上なふそんしまいらせ候、さてはよく朝七 時まへ出帆のやふす承候まゝ直に馬にて慈鴻室へ参候処、乗船も朝にていかゝとそんし、 安積を船へ召つかい大次郎も波戸へ相見両人ともにいなか船より参掛候処、やう/\帆を まき候都合ニ至り、乗船へ罷越候えは、じゆくすいにて対面も不致候由、夫よりすくに遠 見へ罷越候処、次第ニ順風と相見、船ばかも参り貴初部屋其外多人数見送り、なこりおし く罷帰り、皆々へ御酒とも相与へ候、今程は段々はかどりにて京着の上皆々へ対面、嘸々 うれしく安心可被致候、此上はめて度祝式相整候、吉左右相待居候、万たん広式へ相頼遣 置候ニ付、何も/\示教をうけ可被申候、繁右衛門瀧尾松にもさそ/\労勤とそんし候、 宜く申伝へ呉候へく候、明朝戸田仙橘出帆の由ニ付、包の内送り近々御祝納可被下候、何 も/\幾久く万々欣ひ可申入候、めて度かしく、 四月四日 父 寶姫との ふし 返々時候おいとゐ折角身の上用心可被致候、かしく、 |
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