宗重正夫人綱子書状

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収蔵品番号 P14425
指定
名称1 宗重正夫人綱子書状
年月日 十一月三日
差出・作成 綱子
宛所 吾君様、人々申上
概要 機嫌伺(帰国時期は不明など)
品質 続紙
法量 (1)17.3× 7.2  (2)17.3×47.6  (3)17.3×47.7  (4)17.3×38.9
備考
通番
紙数・丁数 4紙
員数 1通
階層情報、墨書等 134番箱内
封紙 封筒1枚.封筒法量:20.3× 5.6.封筒記載「綱子/重正様、人々申上・御伺」
包紙
書出文言 よき御便り
書止文言 めて度かしく
翻刻 よき御便りニまかせ御伺迄文して申上まいらせ候、時分から日々まし候御寒ニ相成候得と
も、まつ/\ 御前様御機嫌よく被為入候御事と、御めて度存上まいらせ候、猶此地ニ而
も御父様御はしめ様御機嫌よく被為入候まゝ、有難御安心被遊候やう申上候、左様ニ御座
候へは、えしまひろ衛門十月末ニ着いたさし給、早速対面いたし何事もくわ敷伺、御機嫌
も別而御よろしきよし伺奉、御めて度有難御安心/\申あけ候、つきてハ日々/\御せゐ
きん被遊候よし御めて度、寒き時分ともふし候当年ハいつもよりよ程寒さはけしく御座候
まゝ、さそかし御こまり被遊候御事と存上まいらせ候、此暮の御便りニハ御帰国の御よふ
すも相しれもふさんとたのミまち候所、いまたわかれ不申よしニて、なを/\御うへのミ
存上候、ま事ニ/\此程ハ色々のさたのみニ而心ほそく暮しおりまいらせ候、なを此上ニ
ハ御めて度ひと日もはやく御帰国被遊候やう夫のミ/\御ねんし御まち申上まいらせ候、
何も/\申上度ことハ山々なから、いそきあら/\申上候、なを此しな別而/\御麤末乍、
御伺のしるし迄御覧ニ入まいらせ候、まん/\年元めて度かしく、
  返々時かう御大事さまニ御用心被遊候やう、くれ/\申上候、私初子ともニも打揃さ
  へ/\しく暮し候まゝ、乍憚さま御安心/\思し召戴度、願上まいらせ候、まつは御
  伺迄、めて度かしく、
   十一月三日認メ
          ヨリ
   吾君様   綱子
     人々申上
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