老女奉文

印刷

老女奉文の画像

画像一覧

全5画像

収蔵品番号 P455
指定 重文
名称1 老女奉文
年月日 十二月十二日
差出・作成 こわ・ひこ・しゆりん
宛所 そうつしまの守さま、人々御申給へ
概要 将軍へ朝鮮貝進上への返札
品質 現状続紙
法量 (1)17.8×50.5  (2)17.9×50.5
備考 本紙袖(右端)に「正保五年、慶安ト改元」と朱書あり
通番 252
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-8番巻子内
封紙
包紙
書出文言 くはう様てうせんのかひ
書止文言 めてたくかしく
翻刻 正保五年慶安ト改元

  御ゐのとほり申上てまいらせ候、はる/\のほせまいらせられ候に、御ゐにいらせら
  れ候はすハ、御心つくしのかいも御□あるましく候に、御ゐにいらせられ候て、さわ
  さわまても□候■□とそんし候、まつ申候はんと、両御所様うちつゝかせられ御きけ
  んさまよく、御所/\さま御そくさゐさまニ御さなされ候まゝ、御心やすかるへく候、
  はるハ御のほり候やうニとそんする事ニて候、御としより衆したいに御のほり候はん
  とそんする事ニて候、めてたくかしく、
くはう様てうせんのかい御上らんなされ候たくおほしめさせられ候との御ゐニて、そこほ
とへ申つかわし候やうニと御ゐなされ候について、そもしさまの御うもしさまへ申しんし
候所に、そこ御ほとへ仰られ候、そもしさま御きもいらせられ候、見事なるかい御しん上
なされ候、こゝほとニて御うもしさまことの外御ねん入まいらせられ候、うらまてミ事ニ
御うたせ候て、いへなとニも御ねん入見事ニなされ候、十二月八日ニあかりまいらせ候、
さて/\見事なる事、にほんのちニていつかたをたつね候ても、かやうに見事なるかいつ
ゐにミ申たる事も御さなく候、大かたならす御ゐにいらせられ候、てんミ事なりと御ゐな
され候、そこほとへも三人の物ともより、よく申つかわし候へと御ゐなされ候、そもしさ
まさそかたしけなくおほしめされ候らんとめてたくかしく、
 十二月十二日
  そう          こわ
   つしまの守さま    ひこ
      人々御申給へ  しゆりん
検索ヒント 徳川家光 徳川家綱 宗義成 養玉院

400252

ツリーを開くツリーを閉じる箱別

収納箱別

文化庁から九州国立博物館へ移った際の現状を重視し、1~139番までの箱番号を与えています。その現在の箱番号から検索できます。