大坂城代内藤忠興等連署状

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収蔵品番号 P477
指定 重文
名称1 大坂城代内藤忠興等連署状
年月日 六月十九日
差出・作成 内藤帯刀忠興(花押)・安部摂津守信盛(花押)・曽我丹波守古祐(花押)・松平隼人正重継(花押)
宛所 宗対馬守様、人々御中
概要 去十一日付書状昨日着、江戸への御状箱早速差下す、丁度宗家蔵屋敷よりの便宜あり、御状箱渡す、急便故丹波守・隼人正両判の返書申し入れる、京都所司代板倉周防守よりの書状送る、朝鮮通信使十一日対馬まで到着カ、大坂着予定を報告せよとの指示
品質 現状続紙
法量 (1)18.4×51.3  (2)18.4×51.1
備考 本紙袖(右端)に「明暦元年」と朱書あり
通番 274
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-9番巻子内
封紙
包紙
書出文言 一筆申入候
書止文言 恐惶謹言
翻刻 明暦元年

  猶以信使之人数、去四日之御状ニ其元へ相聞候分被仰越候、弥相窺候人数承度候、以
  上、
一筆申入候、先以江戸御静謐、公方様益御機嫌能被成御座候由切々申来候、目出度儀何方
も御同前御座候、然者去十一日之御状昨日着船、江戸へ之御状箱早速差下申候、折節頃御
蔵屋敷便宜有之由申候間、状を調相渡申候、定而参着可申候、急便故丹波守隼人正両判に
て御報申入候、将亦板倉周防殿ヨリ状箱参候、早々可相届由申来候間、次舟にて差下申候、
朝鮮之信使弥十一日ニ其元迄参候哉、日和次第にてハ可有之候へ共、大形当地へ参着候時
分有増可被仰越候、猶期後音之時候、恐惶謹言、
          松平隼人正
   六月十九日     重継(花押)
          曽我丹波守
             古祐(花押)
          安部摂津守
             信盛(花押)
          内藤帯刀
             忠興(花押)
    宗対馬守様
       人々御中
検索ヒント 徳川家綱 松平重継 曽我古佑 板倉重宗 安部信盛 内藤忠興 宗義成

400274

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