老中酒井忠勝書状

印刷

老中酒井忠勝書状の画像

画像一覧

全3画像

収蔵品番号 P534
指定 重文
名称1 老中酒井忠勝書状
年月日 十月晦日
差出・作成 酒井讃岐守忠勝(花押)
宛所 宗対馬守様、尊報
概要 宗義成書状(朝鮮通信使去十二日対馬府内着、順風次第二十三日対馬出船予定、今度の通信使高位の衆を選んだ由、東莱府より対馬へ伝える、書翰を江戸老中へ呈上)への返札
品質 現状続紙
法量 (1)18.5×51.1  (2)18.5×51.4
備考 本紙袖(右端)に「寛永十三年カ」と朱書あり、裏に「弐拾」とあり、破損状況:シミあり
通番 331
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-11番巻子内
封紙
包紙
書出文言 今月十七日之尊書致拝見候
書止文言 恐惶謹言
翻刻 寛永十三年カ

  猶以京大坂ニ幾日つゝ逗留御座候哉、其地□□(虫損)風候ハヽ可被仰下候、其考を
  仕、若州罷出下り可申候、以上、
今月十七日之尊書致拝見候、然者朝鮮之信使去十二日至対馬府内参着、順風次第廿三日其
地出船可仕之旨奉得其意候、随分御差急候へ共、従朝鮮之渡海之刻風荒御座候而、信使之
船少々波入候付、船繕被仰付候故、遅々仕之由尤候、今度之信使之儀人を撰、高位之衆相
渡候由、従東莱府貴殿へ申越候由、則書翰江戸御老中へ御指上ケ候由尤奉存候、其許於出
船者、重而可被仰聞之由奉得其意候、誠切々被入御念被仰聞忝存候、猶期後音之節候、恐
惶謹言、
          酒井讃岐守
   十月晦日      忠勝(花押)
   宗対馬守様
       尊報
検索ヒント 東莱府 酒井忠勝 宗義成

400331

ツリーを開くツリーを閉じる箱別

収納箱別

文化庁から九州国立博物館へ移った際の現状を重視し、1~139番までの箱番号を与えています。その現在の箱番号から検索できます。