大老酒井忠勝書状

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収蔵品番号 P535
指定 重文
名称1 大老酒井忠勝書状
年月日 霜月十五日
差出・作成 酒井讃岐守忠勝(花押)
宛所 宗対馬守様、人々御中
概要 宗義成息女縁辺、松平右衛門大夫子息左門との縁組仰出、義成遠国に居るので、側廻衆に入念に仰付けらる、御礼の使者を立てよとの指示、祝言については義成参府の際にご沙汰カ、ご返事に知らされたし、道具以下軽くされたし、松平右衛門大夫は松平信綱に相談するであろう、軽々とご沙汰されたし
品質 現状続紙
法量 (1)18.2×53.2  (2)18.2×53.4
備考 本紙袖(右端)に「正保ノ比」と朱書あり、裏に「二十一」とあり
通番 332
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-11番巻子内
封紙
包紙
書出文言 一筆致啓上候
書止文言 恐惶謹言
翻刻 正保ノ比

  尚以二三日中ニ御老中奉書相調可進候、私儀ハ此縁辺之儀久々申談候間、先立而申達
  候以使者被仰上候共、各奉書参候てから御上せ尤候、委細者古川右馬助方へ申達候間、
  彼仁ヨリ可被申入候、以上、
一筆致啓上候、仍而内々貴殿御息女縁辺之儀、度々被仰聞候間、達上聞候之処、松平右衛
門大夫子息左門へ被仰合候、然者此跡ヨリ如申達候、貴殿儀遠国ニ被罷在候間、御側廻衆へ
入念候而被仰付候間、別而忝可思召候、先以使者御礼可被仰上候、祝言之儀者、来年貴殿
御参府之節御沙汰可被成候哉、御報ニ可被仰越候、道具以下成程軽可被成候、松右衛門殿
同豆州へ其段ハ私可申談候間、必々如何にも軽々と御沙汰可被成候、尚期後喜之節候、恐
惶謹言、
          酒井讃岐守
   霜月十五日     忠勝(花押)
   宗対馬守様
      人々御中
検索ヒント 養心院 松平正綱 松平正信 松平信綱 酒井忠勝 宗義成

400332

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