南蛮伴天連ちょぜい白状(大目付井上政重書付)

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収蔵品番号 P731
指定 重文
名称1 南蛮伴天連ちょぜい白状(大目付井上政重書付)
年月日 四月廿日
差出・作成 井上筑後守
宛所 宗対馬守殿
概要 去々年アルセヒスホ一人伴天連四人以上五人ローマより日本へ渡る予定でゴア迄来ているとの由、アルセヒスホ大明の伴天連共の差図でリヤンホウより渡るのではないかと考える、対馬において堅く番仰付けられよ
品質 竪紙
法量 31.4×46.1
備考
通番 528
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-19番巻子内
封紙
包紙
書出文言 南蛮伴天連ぢよぜい白状/去々年
書止文言 以上
翻刻    南蛮伴天連ぢよぜい白状
去々年あるせひすほ壱人伴天連四人以上五人、らうまよりはつは下知を請、日本へ渡り可
申とてごわまて参居申候、ふらんしすこ我等らうまより同道いたし参候伴天連大明江参候
間、ふらんしすこぢよせいなと日本へ渡り可申とて天川迄参候由、大明ニ居申候伴天連共
に申候へハ、大明の伴天連共かたより天川のこんはにやつかざ伴天連の所へ状を越申候様
子与大明にりやんほうと申所御座候、かうらい近所のみなとにて御座候、彼地より日本へ
三日四日に着船いたし候間、先我等共大明へ相越、りやんほうより日本へ渡り可然之由申
越候、定而今度のあるせひすほも大明の伴天連共の差図にて、右之りやんほうより渡り可
申かと奉存候間、対馬国に堅番被仰付可然奉存候、以上、
   四月廿日   井上筑後守
   宗対馬守殿
検索ヒント 井上政重 宗義成 

400528

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