大老・老中連署奉書

印刷

大老・老中連署奉書の画像

画像一覧

全4画像

収蔵品番号 P785
指定 重文
名称1 大老・老中連署奉書
年月日 二月六日
差出・作成 酒井讃岐守忠勝(花押)・松平伊豆守信綱(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 宗義成書状(義成首尾よく御暇、帰国の慶賀として朝鮮より訳官2人渡海、極月二十三日面談)への返札、先年朝鮮と韃靼兵乱和平後の両国通用の件について義成が訳官に尋ね、訳官がこの件について記した書付、将軍上覧、唐の様子調べ報告せよとの指示、(「其方心得之様ニ弥様躰連々被承之、注進尤候」とあり
品質 現状続紙
法量 (1)20.2×55.5  (2)20.2×56.2
備考 本紙袖(右端)と見返しの貼り合せ部分、見返しの方に「正保三年」と朱書あり
通番 582
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 3番箱内 巻子番号3-5.浅黄地宝尽花文緞子表紙.見返し記載「訳官渡海之義被 仰上候付/義成様へ之御奉書」.見返し貼紙下に朱書「(記号)」.黒塗印可軸.紫平打紐.
封紙
包紙
書出文言 御状令拝見候
書止文言 恐々謹言
翻刻 正保三年

  以上
御状令拝見候、 両上様一段御機嫌能被成御座候間、可御心安候、将又其方首尾好御暇ニ
而、為帰国之慶賀従朝鮮訳官二人差渡付而、去極月廿三日被遂面談候処、彼国別条無之由
申之段得其意候、就其今度持来候書簡別録、并先年朝鮮と□(きへんに達)柦兵乱有之而、
和平之以後両国通用之趣、右之使ニ被相尋付而、具書注之其方迄捧之書物等何茂備 上覧
候、然者朝鮮へ者唐之様子知可申候間、従跡々朝鮮江被差遣候者与釜山浦迄相渡之其方心
得之様ニ弥様体連々被承之注進尤候、恐々謹言、
          松平伊豆守
   二月六日      信綱(花押)
          酒井讃岐守
             忠勝(花押)
   宗対馬守殿
検索ヒント 徳川家光 徳川家綱 松平信綱 酒井忠勝 宗義成

400582

ツリーを開くツリーを閉じる箱別

収納箱別

文化庁から九州国立博物館へ移った際の現状を重視し、1~139番までの箱番号を与えています。その現在の箱番号から検索できます。