老中阿部忠秋書状

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収蔵品番号 P923
指定 重文
名称1 老中阿部忠秋書状
年月日 七月廿三日
差出・作成 阿部豊後守忠秋(花押)
宛所 宗対馬守様、まいる
概要 朝鮮通信使の神前への供物の件
品質 現状続紙
法量 (1)17.4×51.8  (2)17.4×45.1
備考
通番 720
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 5番箱内 5-3番巻子内
封紙
包紙
書出文言 一筆申入候
書止文言 恐々謹言
翻刻   猶以あふりおけの道具火あふり等御ねん入られ候、早々ニハ候へとも右如申候、御く
  うしよの火にていたし上ぬのものハ、神前へそなへ候事無之間如此候、此段御ゆせう
  にて申入候間、御心得の様ニ三使へ被仰尤存候、朝鮮ヨリ之さゝけ物下候間、不残神前
  へそなへ度事ニ御座候へ共、きのみ共あかり候へハ、同前之事候間、向へ右如申候ニ
  御座候、以上、
一筆申入候、然者 神前ニ備候物共見申候へハ、あふりおけの物数多御座候、江戸にて内々
如申入候、御くうしよの火にて仕上ぬのものハ、極神前へ備候事御座なく候、大僧正も朝
鮮之きのみをそなへ申候へハ、同事にて候之間、あふりおけ者と聞入候ものハ不入儀と申
され候間、爰元御くうしよの火を以、朝鮮人持参のくハしのことくにはからせ申度存、も
りニ参候ものに申きかせ候へハ、三使之下知なくしてハ不知成候よし申候、此段尤候間、
先々其元ヨリ持参候くハしもらせ被申候、貴様御心得候之様ニ、右之段三使へ被仰、尤と申
され候ハヽ、早々返事ニ可被仰越、御くうしよの火にて御くハしハ其元ヨリ持参のことくし
たく申つけ置申候、為其如此候、恐々謹言、
          阿部豊後守
   七月廿三日     忠秋(花押)
   宗対馬守様
       まいる
検索ヒント 天海 阿部忠秋 宗義成

400720

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