松平久綱書状

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収蔵品番号 P925
指定 重文
名称1 松平久綱書状
年月日 九月二日
差出・作成 松平右衛門大夫久綱(花押)
宛所 宗対馬守様、人々御中
概要 長雨のため曲馬上覧なし、晴れるまで馬芸朝鮮人在留したならば、対馬で追付くこと難しいとの御意、今朝も雨天であったが、宗家屋敷において上意により御近習の面々曲馬一覧、井伊直孝・酒井忠勝・酒井忠清・堀田正盛・阿部忠秋・阿部重次、そのほか近習衆一覧、子息彦満も各々へ対話、万事首尾残るところなし
品質 現状続紙
法量 (1)20.0×56.0  (2)20.2×54.1
備考
通番 722
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 5番箱内 5-3番巻子内
封紙
包紙
書出文言 一筆令啓達候
書止文言 恐惶謹言
翻刻   猶以御暇中ハ一所ニ不罷在候間、書状にて不申候一段無之候、以上、
一筆令啓達候、 両上様弥御機嫌能被成御座候間、可御心安候、将又朝鮮人曲馬上覧候義、
霖雨故相延申候、此上属晴候迄滞留申候ハヽ、対馬国ニ而信使ニ追着候事難成被思召ニ付
而、以上意今朝雨天候へ共、貴亭江井掃部殿酒讃岐殿酒河内殿堀加賀殿阿豊後殿阿対馬殿
同名伊豆其外御近習衆一覧之処、曲馬乗形無比類御座候、其上何も私■らも参候、一段と
出来申候、御息彦満殿も各江御対話、万事首尾残所も無御座候間、可御心安候、道中御無
為ニ大坂迄御着候由、目出珍重之義候、猶期後音之時候、恐惶謹言、
          松平右衛門大夫
   九月二日      久綱(花押)
宗対馬守様
    人々御中
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400722

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