大坂城代阿部正次等連署状

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収蔵品番号 P929
指定 重文
名称1 大坂城代阿部正次等連署状
年月日 三月十二日
差出・作成 阿部備中守正次(花押)・稲垣摂津守重綱(花押)・久貝因幡守正□(花押)
宛所 宗対馬守様、人々御中
概要 此状箱継船にて届けるようにと去八日の日付の奉書到来、去二日の御状十一日朝参着し江戸へ送る、板倉周防守の御状送る、朝鮮通信使の人数・両長老の人数書付の趣承知、朝鮮人進上の鷹・馬送るに際し餌飼の口以下を依頼、本件阿部正次等大坂衆より御賄衆へ指示済、江戸より参着の奉書一昨十日に継船で遣わす、朝鮮より撞鐘未だ参着せず
品質 現状続紙
法量 (1)16.9×48.4  (2)16.9×50.4
備考
通番 726
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 5番箱内 5-4番巻子内
封紙
包紙
書出文言 一筆申入候
書止文言 恐惶謹言
翻刻 一筆申入候、貴殿へ御用被仰遣候間、此状箱次舟ニ而相届候様ニと、去八日之日付之奉書
致到来候間、即次舟に而進之候、
一、去二日之御状十一日之朝参着、即江戸へ指下申候、并板防州へ之御状も遣之申候、
一、朝鮮之信使人数并両長老之人数御書付被下、得其意存候、
一、朝鮮人進上之御鷹馬、先程大坂迄被差越候付、餌飼之口以下可申付之由被仰越候、即
  御賄衆ニ申渡候間、何時上着ても滞有之間敷候間、可御心安候、
一、江戸ヨリ参候奉書一昨十日ニ次舟にて進之候、定而可致参着と存候、
一、先日朝鮮ヨリ進上之撞鐘参之由被仰越候へ共、未致参着候、恐惶謹言、
          久貝因幡守
   三月十二日     正□(花押)
          稲垣摂津守
             重綱(花押)
          阿部備中守
             正次(花押)
   宗対馬守様 人々御中
検索ヒント 久貝正俊 稲垣重綱 阿部正次 宗義成

400726

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