大坂町奉行久貝正俊書状

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収蔵品番号 P941
指定 重文
名称1 大坂町奉行久貝正俊書状
年月日 九月七日
差出・作成 久貝因幡守正□(花押)
宛所 宗対馬守様、人々御中
概要 奉書・松平右衛門大夫正綱書状・同伊豆守信綱書状を送る、夕べ兵庫へ渡海の由承知、打続く江戸表の洪水により馬芸の者の上覧なされず、宗義成屋敷で老中が見物し、御暇下さる、引出物を拝領し、四日に江戸出立、馬芸の者用の船用意、禁中方・若君様付の衆よりの書付到着したので写を送る、兵庫か室辺より注進状を遣わされる際、御請遊ばすように
品質 現状続紙
法量 (1)16.3×49.7  (2)16.3×49.2
備考
通番 738
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 5番箱内 5-4番巻子内
封紙
包紙
書出文言 追而申入候
書止文言 恐惶謹言
翻刻   以上
追而申入候、奉書并松右衛門大夫殿同伊豆殿より之書状、合三通致進入候、
一、夕部四ツ時兵庫へ被成渡海之由、目出度存候、
一、馬芸之者打続江戸表洪水ニヨリ、被成 上覧候儀不罷成、貴殿御屋敷にて御老中御見物、
  即御暇被下、御引出物なと致拝領、四日ニ江戸罷立候由、御老中ヨリ被仰越候、舟致支
  度置候間、御国元にて追付可申候、
一、禁中方若君様へ被成御付候衆ノ書付参候間、為御披見写進入申候、兵庫か室辺ヨリ御注
  進状被遣候刻、御請遊之可被下候、
一、船中風御引無之様ニ、御養生肝要ニ存候、猶追而可申入候、恐惶謹言、
          久貝因幡守
   九月七日      正□(花押)
   宗対馬守様
      人々御中
検索ヒント 松平久綱 松平信綱 徳川家綱 久貝正俊 宗義成

400738

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