松平[大河内]正信書状

印刷

松平[大河内]正信書状の画像

画像一覧

全1画像

収蔵品番号 P969
指定 重文
名称1 松平[大河内]正信書状
年月日 正月十二日
差出・作成 松備前守(花押)
宛所 宗対馬守様、人々御中
概要 当年大猷院遠忌、日光山において法事、来四月二十日までに参府してよろしいか、大河内正信より酒井忠清に内意伺い、忠清より老中へ相談、四月中参勤せよと大河内正信から伝えよとの老中の達しあり、昨日江戸藩邸よりこの件飛脚をもって通達された、稲葉正則より長崎への次飛脚が出るので公儀次飛脚に書状を送られよと言われたので念のため送った次第である、遠方からのことであるので、油断なく四月中に参府せよ、焼物のこと、(尚々書に)年始御礼、昨日具足の御祝まで済む
品質 折紙
法量 31.2×45.5
備考
通番 766
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 6番箱内 巻子番号6-2.浅黄地牡丹文緞子表紙.見返し記載「義真様江松平備前守様より/来御自筆之御状」.牙印可軸.紫平打紐.巻子紐に紙片(「七巻之内」・「チ」)一枚あり
封紙
包紙
書出文言 改年之御慶珍重ニ申納候
書止文言 恐惶謹言
翻刻   尚々年始之諸御礼并昨日御息災御祝迄、如御嘉例首尾よく相済申候、以上、
改年之御慶珍重ニ申納候、貴様弥御息災ニ御越年可被成と存候、此表別条無之、御屋敷私
宅何も無事ニ御座候、然者貴様御参勤之儀、当年 大猷院様御遠忌ニ而、於日光山御法事
御座候間、来四月廿日前御参府候而可然候ハん哉と、雅楽殿へこの比御内意うかゝひ申候
処、則雅楽殿御老中へ御相談被成候へ者、如例四月中御参勤可然候間、此段私方より可申
遣之旨御老中被仰候、昨日爰許御やしきよりも右之段以飛脚を申達候、稲美濃殿被仰候ハ、
長崎へ次飛脚参候間、公儀之次飛脚ニ書状遣し候へと被仰候故、為念如此候、例之ことく
四月中ニ御参府被成候様ニ御心得尤之御事候、不及申候得共、遠方之事候間、無御油断四
月中ニ御参着候様ニ御出船可被成候、何かと申候内ニ無程可得御意候、将亦先書ニ焼物之
義申上候、茂山ニ被仰付、重而さし越候条申付之義、よろしきを差越候様ニと頼申候、猶
重而可申達候、恐惶謹言、
          松備前守
      正月十二日  (花押)
   宗対馬守様
       人々御中
検索ヒント 酒井忠清 稲葉正則 松平正信 宗義真

400766

ツリーを開くツリーを閉じる箱別

収納箱別

文化庁から九州国立博物館へ移った際の現状を重視し、1~139番までの箱番号を与えています。その現在の箱番号から検索できます。