稲葉正則書状

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収蔵品番号 P975
指定 重文
名称1 稲葉正則書状
年月日 二月七日
差出・作成 稲葉美濃守正則(花押)
宛所 宗対馬守様、人々御中
概要 宗義成が大河内正信に送った書状今朝私宅に持参、具に拝見、(尚々書)松平備前守息女板倉周防守へ縁辺内証で調う
品質 折紙
法量 31.3×45.5
備考
通番 772
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 6番箱内 6-3番巻子内
封紙
包紙
書出文言 一筆致啓上候
書止文言 恐惶謹言
翻刻   尚々松平備前守殿息女、堀周防殿へ縁辺内証相調申候、永井市正殿御内室御無事之由
  承候、可御心安候、次ニ私儀も無事ニ罷有候、今朝も備前殿と御噂のみ申候、以上、
一筆致啓上候、先以 公方様弥御機嫌能御座被成候間、可被心安候、其表別条無御座、貴
様御無事ニ御在国被成候哉承度存候、当春中御参勤ニ候ハヽ、最早御いそかわしく筈可有
候処ニ、忝可被思召と察入存候、将又松平備前守殿へ被仰越候御状、今朝私宅御持参、具
ニ致拝見候、被入念候御礼、御いんきん之御事ニ御座候、なき事ハおすて候ても、脇々之
御意御聞被成候而、おつゝしみニ罷成候と存候、如仰私承候筋ハ、被仰聞候所々内ニハ神
そ無御座候へ共、和泉守殿家へも参候もの共申達承候故、申入候事ニ御座候、随而去年拝
領仕候八文伝一箱三端進覧仕候、爰元相応之御用候ハヽ、可被仰聞候、尚期後音之時候、
恐惶謹言、
          稲葉美濃守
   二月七日      正則(花押)
   宗対馬守様
       人々御中
検索ヒント 松平正信 高陽院 堀親貞 永井直時 徳川家綱 稲葉正則 宗義真 

400772

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