稲葉正則書状

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収蔵品番号 P979
指定 重文
名称1 稲葉正則書状
年月日 三月廿九日
差出・作成 稲葉美濃守正則(花押)
宛所 宗対馬守様、御報
概要 朝鮮焼物箱数十三の内、書物1部忝し、稲葉正則明日日光へ出立、ことのほか取り込んでいる、此書状も愚息出羽守に書かせた、来月末には日光より帰る予定
品質 折紙
法量 31.3×46.3
備考
通番 776
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 6番箱内 6-3番巻子内
封紙
包紙
書出文言 二月七日両通之貴札中庭茂三持参
書止文言 恐惶謹言
翻刻   尚々中庸九位衍義一部被下忝次第ニ候、珍敷書物ニ候、一入重宝可仕候、為之やき物
  色々被下、筆紙ニ可申入様も無御座候、無程面上ニ積も御礼可申述候、以上、
二月七日両通之貴札中庭茂三持参、致拝見候、先以 公方様弥御機嫌能被成御座候間、可
御心安候、将又貴様海陸御無事ニ御越被成候哉承度存候、然者内々被仰聞候朝鮮焼物箱数
十三之内、書物一部被懸御意、忝次第ニ奉存候、則焼物共本ノ様ニ者無御座候へ共、見事
ニ致出来候多ク御座候、就夫此度申請候分別紙ニ覚書ニ致シ、御礼申入候、次私儀明日日
光へ罷立候ニ付、殊外取込申ニ付、此書状も愚息出羽守ニ為書遣候、来月末ニ者従日光可
罷帰候間、無程面上積儀可得御意候、恐惶謹言、
          稲葉美濃守
   三月廿九日     正則(花押)
   宗対馬守様
       御報
検索ヒント 徳川家綱 稲葉正則 宗義真

400776

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