稲葉正則書状

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収蔵品番号 P987
指定 重文
名称1 稲葉正則書状
年月日 十月廿三日
差出・作成 稲葉美濃守正則(花押)
宛所 宗対馬守様、人々御中
概要 来年参勤御免、巳ノ年参勤するようにとの仰出承知しておくように
品質 折紙
法量 31.3×46.0
備考
通番 784
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 6番箱内 6-3番巻子内
封紙
包紙
書出文言 一筆致啓上候
書止文言 恐惶謹言
翻刻   尚々当地御静謐ニ候、市正殿御内室御そくさいのよし承候、可御心安候、以上、
一筆致啓上候、先以 公方様弥御機嫌能御座被成候間、可御心安候、其表別条無之、貴様
弥御無事ニ御座候や承度存候、然者内々御願之儀当月松平備州大久保右京殿両人ニ御老中
へ被申入候、御次而有之達 上聞候処ニ、先年も御ようしやニ御座候付、いとと何も御尋
被遊候、就其此度者朝鮮之屋敷替もいたし、ふしん不仕候ハヽ不叶様子ニ候由達上聞候付、
左候ハヽ来年参勤御免被成候、巳ノ年参勤可致由被仰出候間、左様ニ御心得可被成候、右
之様子雅楽殿ヨリ被仰入候事も御座可有候、若不被仰入候ハヽ、御さたなき様ニと存候、将
又日外申入候血とめ石此度進候、御ためし御覧可被成候、ゆる/\と御在国珍重存候、御
悦のため啓上仕候、恐惶謹言、
          稲葉美濃守
   十月廿三日     正則(花押)
   宗対馬守様
        人々御中
検索ヒント 永井直時 徳川家綱 酒井忠清 稲葉正則 宗義真

400784

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