稲葉正則書状

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収蔵品番号 P990
指定 重文
名称1 稲葉正則書状
年月日 極月十一日
差出・作成 稲葉美濃守
宛所 宗対馬守様、人々御中
概要 焼物・水晶玉の件、北京の風聞、南京の件
品質 折紙
法量 31.3×45.6
備考
通番 787
紙数・丁数 1紙
員数 1通
階層情報、墨書等 6番箱内 6-3番巻子内
封紙
包紙
書出文言 別紙ニ致啓上候
書止文言 以上
翻刻   尚々取出し次第、調申候わけいかゝと存候、以上、
別紙ニ致啓上候、焼物之儀、茶碗之外香炉見屏なとも形ヲ申付進候、何も手間入候もの多
ク御座候へ共、とても被仰遣候事ニ御座候間、次而ニ都ノ上手ニ被仰付候様ニ願申候、三
絵手なとハむかし参候古き平見事ニ御座候、何とそ上手ニ被仰付候様ニ仕度候、重而申進
候事ハ不定ニ御座候間、念ヲ入候様ニ被仰遣可被下候、
一、日外御物語ニ、朝鮮ニ者むらさき色の水せう玉御座候と被仰候、可成事ニ御座候ハヽ、
  指渡シ三寸程ノ内外御座候玉一つ被仰遣候様ニ願申候、若むらさき不罷成候ハヽ、常
  ノ水せうニ而も、指渡し三寸ほと御座候而くもりなき玉被仰遣被下候ハヽ可忝候、然
  共かの国にてたから物ニ而、たやすく被仰遣候事ニ難成候ハヽ、必々御無用ニ御座候、
一、爰元替儀無御座、当年ハ切々雪ふり申候、鷹鴨一切無之由申候、其元御鷹野々御仕合
  承度存候、
一、北きん之風聞其後不申来候や、南京之儀者長崎へ申来候、爾今大清持候て罷有候様ニ
  承候、
一、御家来両人へ、私者横山藤右衛門と申者申付候而、形目録も遣し申候、
一、備前守殿手紙為念進候、
  以上、
   極月十一日  稲葉美濃守
   宗対馬守様 人々御中
検索ヒント 稲葉正則 宗義真

400787

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