荒尾志摩守書状

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収蔵品番号 P536
指定 重文
名称1 荒尾志摩守書状
年月日 九月十日
差出・作成 荒尾志摩守山□(就カ)(花押)
宛所 宗対馬様、尊報
概要 勝五郎への書状の趣承知、伯耆国米子の村川市兵衛手代□右衛門、船頭与吉と申者、竹島渡海の刻、朝鮮蔚山之津に流れ着く、朝鮮より送還、破損した船の修理を対馬で行い、国元へ送る、私からもこの件つき老中へ報告する、勝五郎幼少なので私から返事を送る
品質 現状続紙
法量 (1)18.3×50.1  (2)18.3×49.6
備考 本紙袖(右端)に「寛永十五年」と朱書あり、裏に「二十二」とあり
通番 333
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-11番巻子内
封紙
包紙
書出文言 去八月十三日勝五郎方へ之貴札
書止文言 恐惶謹言
翻刻 寛永十五年

  以上
去八月十三日勝五郎方へ之貴札拝見仕候、然者伯耆之内米子村之村川市兵衛手代弥三右衛
門船頭与吉と申もの、竹嶋渡海仕候刻被風放、朝鮮至蔚山之津致流着候処、従朝鮮御国迄
被差越候、入念段御老中へも被仰達之旨、御使者御口上之通承届候、殊彼船破損仕候処、
於其元繕以下迄被仰付、右之もの共国本へ被差遣候旨、重々被為入御念段忝被存候、則自
是も御老中へ被申上候、勝五郎幼少故、私方ヨリ御報申上候、可然様ニ御礼可申入旨ニ御座
候、猶御使者可被得御意候、恐惶謹言、
          荒尾志摩守
   九月十日      山□(就カ)(花押)
   宗対馬守様
        尊報
検索ヒント 池田光仲 荒尾嵩就 宗義成

400333

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