老中書付

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収蔵品番号 P630
指定 重文
名称1 老中書付
年月日 四月六日
差出・作成 酒井雅楽頭・堀田相模守・本多伯耆守
宛所 宗対馬守殿
概要 朝鮮人来朝帰国之際の海陸所々の馳走人について
品質 続紙
法量 (1)19.4×53.9  (2)19.4×55.9  (3)19.4×55.9  (4)19.4×55.8  (5)19.4×49.8  (6)19.3×29.3  (7)19.4×36.9
備考
通番 427
紙数・丁数 7紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-14番巻子内
封紙
包紙
書出文言 朝鮮人来朝帰国之節
書止文言 可被申談候事
翻刻    朝鮮人来朝帰国之節海陸所々御馳走人
    拾万石以上ハ領主より下行
     但両宿之所一宿ハ領主一宿ハ御代官所より下行
    拾万石以下ハ御代官所より下行
壱岐勝本           松浦肥前守
筑前藍嶋           松平筑前守
長門赤間関          松平大膳大夫
周防上関           同人
安芸蒲刈           松平安芸守
備後鞆            伊達大膳大夫
               御代官
             御賄 岡田庄大夫
                宮村孫左衛門
               (右二人の上部に横線括り有)
備前牛窓           松平大炊頭
播磨室津           松平大和守
摂津兵庫泊          松平遠江守
               御代官
             御賄 幸田善大夫
                藤井九左衛門
               (右二人の上部に横線括り有)
同大坂            岡部美濃守
 旅飯西本願寺        御代官
             御賄 奥谷半四郎
                萩原藤七郎
               (右二人の上部に横線括り有)
河内牧方休          永井飛騨守
               御代官
             御賄 渡邊民部
山城淀泊           稲葉丹後守
京泊             松平美濃守
 旅館本国寺         御代官
             御賄 小堀十左衛門
                角倉与一
               (右二人の上部に横線括り有)
近江大津休          青山因幡守
               御代官
             御賄 石原清左衛門
同守山泊           石川主殿頭
               御代官
             御賄 瀧川小右衛門
                多羅尾四郎右衛門
               (右二人の上部に横線括り有)
同八幡休           松平能登守
               御代官
             御賄 小野左大夫
同彦根泊           井伊掃部頭
美濃今須休          同人
               御代官
             御賄 青木次郎九郎
同大垣泊           戸田釆女正
尾張起休           尾張殿
同名護屋泊          御同人
同鳴海休           御同人
三河岡崎泊          水野監物
               御代官
             御賄 内藤十右衛門
                浅岡彦四郎
               (右二人の上部に横線括り有)
同赤坂休           土井伊予守
               御代官
             御賄 菱沼久次郎
同吉田泊           松平豊後守
               御代官
             御賄 千種清右衛門
                近藤万五郎
               (右二人の上部に横線括り有)
遠江新居休          同人
               御代官
             御賄 竹垣治部右衛門
             交替寄合
 船渡奉行        同 松平三治
               溝口修理
              (右二人の上部に横線括り有)
同濱松泊           松平伊豆守
               御代官
             御賄 井戸助左衛門
                泉本儀左衛門
同見付休           同人
               御代官
             御賄 大草太郎左衛門
同掛川泊           太田摂津守
               御代官
             御賄 小川新右衛門
                平岡彦兵衛
               (右二人の上部に横線括り有)
同金谷休           同人
               御代官
             御賄 天野助次郎
駿河藤枝泊          本多伯耆守
               御代官
             御賄 辻六郎左衛門
                齊藤新八郎
               (右二人の上部に横線括り有)
同府中休           駿府加番
               御代官
             御賄 大屋杢之助
同江尻泊           鍋嶋摂津守
               御代官
             御賄 吉田久左衛門
                上倉彦左衛門
               (右二人の上部に横線括り有)
同吉原休           毛利甲斐守
               御代官
             御賄 田中八兵衛
伊豆三嶋泊          加藤出羽守
               御代官
             御賄 齊藤喜六郎
                土井宇兵衛
               (右二人の上部に横線括り有)
相模箱根休          大久保出羽守
               御代官
             御賄 鈴木小右衛門
同小田原泊          同人
同大磯休           松平左兵衛佐
               御代官
             御賄 堀江清次郎
同藤沢泊           細川釆女正
               御代官
             御賄 柴村藤右衛門
                木村雲八
               (右二人の上部に横線括り有)
神奈川休           溝口出雲守
             御賄 伊奈半左衛門
品川泊            京極佐渡守
             御賄 伊奈半左衛門
江戸客館           戸沢上総介
               伊東修理大夫
              (右二人の上部に横線括り有)
               御代官
                舟橋安右衛門
             御賄 野呂猪右衛門
                戸田忠兵衛
                遠藤七郎左衛門
               (右四人の上部に横線括り有)

一、朝鮮人来朝人数之書付并到着之日限等、壱岐勝本松浦肥前守より摂州兵庫御馳走人松
  平遠江守迄海上所々御馳走人江、如先例御自分より被相達筈候事、
一、大坂宿坊西本願寺御馳走人岡部美濃守より道中所々江戸御馳走人迄ハ、右之段牧野備
  後守より相達筈候間、可被申談候事、
   以上
   四月六日   本多伯耆守
          堀田相模守
          酒井雅楽頭
   宗対馬守殿
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