老中連署奉書

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収蔵品番号 P334
指定 重文
名称1 老中連署奉書
年月日 二月十二日
差出・作成 松平伊豆守信綱(花押)・阿部豊後守忠秋(花押)・阿部対馬守重次(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 異国の商船領内に到来の際は、長崎にて応対する旨を伝えること。現地での応対を望んだ場合は、其趣を大坂定番衆・同町奉行・長崎奉行人并高力摂津守迄早々注進に及ぶようにとの指示。
品質 現状続紙
法量 (1)20.1×54.0  (2)20.1×53.8
備考 本紙袖(右端)上に「正保二年」と朱書あり
通番 131
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 2番箱内 2-5番巻子内
封紙
包紙
書出文言 異国船領内之
書止文言 恐々謹言
翻刻   △
正保二年

異国船領内之浦江令到来、訴訟之儀於申者、船中之者気遣無之様致挨拶、至長崎以奉行人
可遂訴訟旨相含候、差副案内者、彼地へ可被越之候、若在其所而訴訟仕度と申候ハヽ、番
之者付置之、其趣大坂定番衆同町奉行長崎奉行人并高力摂津守迄早々注進尤候、自然長崎
へ不相越、又者湊へ舟を不入沖ニ有之而はし船を以於令申者、湊へ本船を不入、慥成者を
も不差越候間、江戸へ可及注進様なく、其上両所ニ者通事無之候、長崎へ罷越儀不成候ハヽ、
可帰帆之旨含之被相構間敷候、莵角日本へ可為商船渡海之訴訟候間、彼輩不気遣様可被心
得候、恐々謹言、
          阿部対馬守
   二月十二日     重次(花押)
          阿部豊後守
             忠秋(花押)
          松平伊豆守
             信綱(花押)
   宗対馬守殿
検索ヒント 阿部重次 阿部忠秋 松平信綱 宗義成

400131

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