老中連署奉書

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収蔵品番号 P893
指定 重文
名称1 老中連署奉書
年月日 四月五日
差出・作成 松平伊豆守信綱(花押)・阿部豊後守忠秋(花押)・阿部対馬守重次(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 宗義成書状(朝鮮通信使二月朝鮮都出発、先月十日釜山浦参着、同月二十五・二十六日頃対馬到着予定、動静)への返札、両度覚書の件別紙で、書役の長老両人朝鮮通信使宿泊先へ交代で詰めてよいと伝えよ、
品質 現状続紙
法量 (1)19.5×53.7  (2)19.5×52.3
備考 破損状況:巻子取扱い注意
通番 690
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 5番箱内 5-1番巻子内
封紙
包紙
書出文言 一筆令啓候
書止文言 恐々謹言
翻刻   猶以宿次之手形、重而二十枚差越候、
  追而九州中国大坂迄之道中にをひて、信使船かゝり泊々之領主へ、何時其所々江可為
  到着之由、先達而可被申越候、右之通其元より可被相達之由、此方よりも申遣候、已
  上、
一筆令啓候、 公方様若君様弥御機嫌能被成御座候間、可御心安候、将又去月二日十五日
両三通之御状令披見候、朝鮮之信使二月彼国之都罷立、先月十日釜山浦迄参着仕、同廿五
六日之比順風次第対州へ可致渡海之由、申来候段得其意候、示給之趣達上聞候、次両度覚
書之通承届、別紙ニ及返答候、又書役之長老両人之事、信使泊々江かはる/\相詰可然候
間、其段可被申渡候、猶期後音之時候、恐々謹言、
          阿部対馬守
   四月五日      重次(花押)
          阿部豊後守
             忠秋(花押)
          松平伊豆守
             信綱(花押)
   宗対馬守殿
検索ヒント 徳川家光 徳川家綱 阿部重次 阿部忠秋 松平信綱 宗義成

400690

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