老中連署奉書

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収蔵品番号 P895
指定 重文
名称1 老中連署奉書
年月日 五月十八日
差出・作成 松平伊豆守信綱(花押)・阿部豊後守忠秋(花押)・阿部対馬守重次(花押)
宛所 宗対馬守殿
概要 宗義成書状(朝鮮通信使去一日対馬府中着、対馬出船日については再度報告)、通信使進上用の馬・鷹大坂より江戸迄通信使に先んじて送ること問題なしカ、この件につき宗義成大坂定番衆(「大坂定御番衆」)へ伺う、先様送り尤も、通信使が宿泊先・昼休みの所へ到着する日、宗家家来1両人と通事四人か五人其所へ赴き、万事馳走人と話し合い取り計らうよう指示せよ、朝鮮から進上の撞鐘大坂より船にて廻送させるとのこと承知
品質 現状続紙
法量 (1)18.6×55.0  (2)18.6×54.6
備考 破損状況:巻子取扱い注意
通番 692
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 5番箱内 5-1番巻子内
封紙
包紙
書出文言 御状令披見候
書止文言 恐々謹言
翻刻   猶以朝鮮ヨリ進上之撞鐘之儀承候、従大坂舟ニ而相廻候由申来候、可被得其意候、以上、
御状令披見候、 両上様一段御機嫌能被成御座候間、可御心安候、将又朝鮮之信使去朔日
対州府中迄到着之由示給之趣達 上聞候、其元出船之日限者、重而可有注進之旨承届候、
次進上之馬鷹、大坂ヨリ江戸迄信使ニ先達而越候而も不苦候哉、於然者其趣大坂定御番衆へ
被相達、先様被差越尤候、又信使泊々昼休之所可為到着其日、先達而其方家来一両人并通
事四五人其所々江罷越、万事御馳走之人江申談差引仕候様可被申付候、為其如此候、恐々
謹言、
          阿部対馬守
   五月十八日     重次(花押)
          阿部豊後守
             忠秋(花押)
          松平伊豆守
             信綱(花押)
   宗対馬守殿
検索ヒント 徳川家光 徳川家綱 阿部重次 阿部忠秋 松平信綱 宗義成

400692

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