老中松平信綱書状

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収蔵品番号 P927
指定 重文
名称1 老中松平信綱書状
年月日 十二月九日
差出・作成 松平伊豆守信綱(花押)
宛所 宗対馬守様、人々御中
概要 来年の朝鮮通信使の旅程、五月・六月・七月この三ヶ月の間に江戸迄参着するようにとの上意、右の内参府出来ない場合は来々年に延期、暮には御用があるので、五月・六月・七月中に江戸へ参着するようにとの旨を朝鮮へ伝えよ、遠路ゆえ、返札は両度出すべし、海陸での滞りを考慮し、一昨日も申し入れたが、重ねて申し入れる。よって送状は今回も二通送る
品質 現状続紙
法量 (1)19.7×50.8  (2)19.7×54.8
備考
通番 724
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 5番箱内 5-3番巻子内
封紙
包紙
書出文言 一筆令啓達候
書止文言 恐惶謹言
翻刻 一筆令啓達候、 両上様弥御機嫌能被成御座候間、可御心安候、将又来年従朝鮮信使相渡
候儀、五月六月七月此三ケ月之内、当地迄参着候様ニ可然候、若又右之内参府於難成者、
来々年迄可差延之旨御意候、至暮者御用御座候故如此候、不及申候得共、五月六月七月中
江戸迄可参着与被存候者、早々彼国江可被申遣候、同者来年差渡可然御様子候間、可有其
御心得候、遠路之儀候間、此返札両度可示給候、海陸滞儀も可有之与存、一昨日茂此趣申
入候得共、重而如此候、就其送状此度も二通差越申候、恐惶謹言、
          松平伊豆守
   十二月九日     信綱(花押)
   宗対馬守様
       人々御中
検索ヒント 徳川家光 徳川家綱 松平信綱 宗義成

400724

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