京都所司代板倉重宗書状

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収蔵品番号 P957
指定 重文
名称1 京都所司代板倉重宗書状
年月日 三月十九日
差出・作成 板倉周防守重宗(花押)
宛所 宗対馬守様、御報
概要 三月四日の書状同十九日に到着拝見、朝鮮通信使の官位・召し連れる人数の書立今月朔日到来、同二日に継飛船にて老中へ書立を送られた由、そしてその書立の写を同便にて板倉重宗の方にも送られたよし、しかし未だ届かず、朝鮮人に付ける通詞、今度決定した六十人の内、十五人大坂に残す由承知、朝鮮通信使卯月初め頃日和次第対馬へ渡海予定承知
品質 現状続紙
法量 (1)17.9×52.5  (2)17.9×53.4
備考
通番 754
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 5番箱内 5-5番巻子内
封紙
包紙
書出文言 三月四日之御状
書止文言 恐惶謹言
翻刻   猶々其元ヨリ之御次船之状箱、此比両度迄通り申候間、定而朝鮮人之人数之書立も相届
  可申と存候、以上、
三月四日之御状、同十九日ニ到着、拝見仕候、朝鮮国之信使官位并召連候人数之書立、今
月朔日ニ従彼国到来仕候付、同二日ニ次飛船ニ而、御老中へ右之書立被指上之由御尤存候、
其付右之書立御写被成候て、右同便ニ我等方へも御越被成之由、被入御念忝存候、併未相
届不申候、於対州朝鮮人ニ相附候通詞之者、今度相極六拾人、但内十五人ハ大坂ニ残置申
候由得其意存候、信使渡海之義、弥卯月初比日吉利次第、対州へ渡海仕筈ニ御座候由、是
又得其意存候、猶期後音候、恐惶謹言、
          板倉周防守
   三月十九日     重宗(花押)
   宗対馬守様
       御報
検索ヒント 板倉重宗 宗義成

400754

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