大坂城代阿部正次等連署状

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収蔵品番号 P965
指定 重文
名称1 大坂城代阿部正次等連署状
年月日 卯月十九日
差出・作成 阿部備中守正次(花押)・稲垣摂津守重綱(花押)・久貝因幡守正□(花押)
宛所 宗対馬守様、貴報
概要 朝鮮国より日光山へ進上の撞鐘・三具足今月十日に当地(大坂)着、積み替え、二十一日に江戸へ下す、船中無事であった、日本の鐘より見事に見えた、朝鮮より進上の鷹五十居先月二十六日其許へ着船との由、只今鳥屋飼の時分、江戸へ差下し、鷹師衆が鳥屋飼するよう、それがよいことと考える
品質 現状続紙
法量 (1)16.8×50.4  (2)16.8×50.3
備考
通番 762
紙数・丁数 2紙
員数 1通
階層情報、墨書等 5番箱内 5-6番巻子内
封紙
包紙
書出文言 三月廿一日之御状
書止文言 恐惶謹言
翻刻   以上
三月廿一日之御状令拝見候、従朝鮮国日光山へ進上之撞鐘并三具足、今月十日ニ当地へ致
参着候間、即積替廿一日ニ江戸へ廻可申候、船中無事ニ参候、見物仕候、日本之鐘ヨリ見事
ニ相見へ申候、然者其以後之御状も致参着候、朝鮮ヨリ進上之御鷹五拾居、先月廿六日ニ其
許へ着船之由、江戸迄無事ニ可参も難計候条、跡ヨリも又御鷹可参之由被仰越候、只今鳥屋
替之時分候間、江戸へ早々御越鷹師衆へ相渡、致鳥屋替可然存候間、早々可被成御上せ候、
猶追々御注進可被仰上候、恐惶謹言、
          久貝因幡守
   卯月十九日     正□(花押)
          稲垣摂津守
             重綱(花押)
          阿部備中守
             正次(花押)
   宗対馬守様
       貴報
検索ヒント 久貝正俊 稲垣重綱 阿部正次 宗義成

400762

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